建築工事、左官工事のプロによるブログ

漆喰ってどんな材料?調湿性能がないって本当?!

おはようございます😊

担当の高橋こと大ちゃんです!!

 

ここ最近人気の出てきている漆喰。

漆喰について、私の見解を今日はお話致します!

 

 

 

1コロナに有効って本当?

結論から申し上げると

「人が感染しているコロナ菌を検体として検査は現実的か?」

「コロナにも種類がたくさんあるからどのコロナかは不明」

という観点から

「様々なコロナウイルスには効果があると実証されている」が、

「人が感染しているコロナにどれだけの効果が発揮できているかは不明」

というのが私の見解です。

これは「光触媒」や「消毒剤」に関しても同じことが言えます。

なので私たちが販売している光触媒×珪藻土の塗り壁材も

まったく同じことが言えます。

だから私は「コロナに効きます!」と一度も説明したことがありません。

 

2漆喰の調湿効果ってどれほどのもの?!

これは難しいところがあります。

無いとも言えず有るとも言えないというのが私の中の答えです。

漆喰は本来「透湿性の高さ」が特徴であり認められている能力だと

認識しているからです。

 

そのメカニズムを下の図で解説致します。

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※素人が作っているので伝わりずらかったらすみません(笑)

 

現代の家は昔に比べ高気密で壁紙によって仕上げられることが多くなりました。

外壁はサイディング材が普及しはじめ、中と外と遮断性を高くしています。

その為

現代リフォーム、リノベーションによって

既存の壁紙や仕上げ材の上に塗ると

”透湿性能が機能しない”ために湿気のコントロールが効かなくなっている。

というのが個人的に思う見解であります。

なので、調湿効果はないともあるともいえないです。

※JIS規格に当てはめると調湿材としては規格外であります。

 

3漆喰で何がオススメは難しい

一概にどれ、ということは明言できません。

理由は

1、配合

2、下地や目的

3、樹脂混入

 

 

 

 

 

1から解説していきます!

 

 

1、それぞれ配合が違う

漆喰のみならず、

骨材や繊維材、ノリ剤、水量によって、硬さやねっぱり感が違い

人によって扱いやすい、ないの意見がわかれてしまいます。

お料理で使うソースなどもメーカーによって配合や材料の粘土が違うのと似ています。

 

 

2、下地や目的による

下地が土壁なのか、壁紙なのか、はたまた違うものなのか

それぞれによって下地の処理や、

塗る材料が下地材、中塗り材、仕上げ材のどこから塗るのかが変わり、

目的によっては樹脂が多くても良いだろうし

目的によっては自然素材のみが良い、などがまちまちなのです。

 

3、DIYで人気商品は基本的に樹脂が混入されてる

壁紙の上に塗ることを想定していたり

材料自体をすくいやすいように樹脂でべたつきやすさを追求していたり

「クラック」への対策だったり、

安価で抑える方法として樹脂が入っていたり

様々理由があります。

ただこの樹脂が邪魔をしていて、

強アルカリという性質をもち

殺菌作用がある漆喰の効果を弱めています。

純漆喰はその効果を長く保持できますが

樹脂の混入をするとアルカリ成分が弱くなり、

効果が3~5年でなくなる、弱くなるなどの課題があります。

※どの自然素材も樹脂を混入すると樹脂の膜が効果を半減、消失します。

 

結局漆喰はどうなの?

もちろんいい材料です!

ですが漆喰などの自然素材は

下地への理解

目的

材料への理解が必要。

なので扱いが難しかったりします。

塗りやすさの是非でいうと比較的塗りやすいと思います!

詳しい内容はプロに聞くか

購入検討している漆喰メーカーに問い合わせて聞くいいでしょう。

 

僕がプロとして漆喰に対して一番懸念するのは

「クラック」です。

漆喰は硬化すると「陶器」のようになります。

想像してみてください

1~2mmの厚さの便器、

1~2mmの厚さの食器。

どうなると思いますか?

イメージが付くと思いますが「強度的な問題で、すぐに割れる」

 

家は常に色んなチカラが加わり、動いているので

「薄い陶器」は非常に割れやすいです。

もちろんプロがやると

下地の処理や中塗り材を使ったり

「繊維材」の配合を変えたりと「クラック」への対処ができます。

※自然素材にこだわらない場合は塩ビ系の樹脂成分を増やす

などの対処も想定できます(アクリル系樹脂ではない)

 

しかし漆喰の

まばゆい白であったり、無垢材との調和、

香りや雰囲気、その幅広い仕上げは魅力的です。

 

※漆喰を扱う際は

アルカリ性なので目に入れない、素手で触れないというのは気を付けてください。